「ミドル脂臭」は、30代半ば~50代半ばで最も強くなります。「ミドル脂臭」の原因成分は「ジアセチル」で、これは汗の中の乳酸が、皮膚上の常在細菌(ブドウ球菌)に代謝・分解されることによって発生します。「ジアセチル」と「皮脂臭(中鎖脂肪酸)」が混ざることで、不快な「ミドル脂臭」となります。後頭部・頭頂部・うなじを中心に発生し、使い古した油のようなニオイが特徴です。
ミドル脂臭は、汗に含まれる乳酸を頭皮のブドウ球菌が分解することで発生するジアセチルが原因です。そこで汗とブドウ球菌を減らすことが対策となります。
そのためには、まずミドル脂臭が発生する頭部を清潔に保つことが大切です。デオドラント機能のあるシャンプーを使う、髪を2度洗いする、指の腹でマッサージをするように毛穴を洗う、などの方法で、特にミドル脂臭が発生しやすい頭頂部や後頭部を中心にケアしましょう。
また、頭皮のニオイが染み付いた枕カバーから再び髪へニオイがつかないよう、枕カバーは週に1回交換するとよいでしょう。